| 【フローレスタ地区学び舎】
用途:
識字教室・児童活動・集会・職業訓練 管理:地区自治会
規模:日干しブロック造1階。延床140m2
コチャバンバ県キラコーリョ郡ティキパヤ村フローレスタ地区。 当地区はコチャバンバ市街の北西約15Km、ティキパヤ村の中央西方
に位置する。 北
に連なる山脈の山裾にできた平地状の土地。コチャバンバの中では比較的緑が濃く林と畑作地が広がる農村。地区名のフロレスタは花からからきている。以前は
豊富な涌き水のある土地だった。しかし雨量の現象とともに水も出にくくなっており水道組合が作られ周辺地区と共同して山からの水道敷設を行った。
地区の世帯数は約600世帯(これが南北地区にわかれる)。自治会は
水道組合からの発展で加入は約400世帯。主要産業は農業。以前は花卉栽培が盛んであったが衰退している。
女
性や子供を中心に貧困層の人権侵害、性差別の問題、識字教育活動をする現地NGO「インファンテ」との協働により、コチャバンバ市郊外のテキパヤ村フロレ
スタ地区にて住民自力建設。ローコストで環境負荷の少ない自然素材である「土」、住民自らが簡便に製作できる伝統的構法の日干しブロックに着目した。建物の形は
耐震性と「みんなが集まり、手に包まれたような安心感」を与える空間をイメージして楕円形を採用した。日本から遠い見知らぬ土地での建設だったため設計、
見積り、素材探しなど暗中模索の連続だった。会のメンバーを始め学生ボランティア、職人、建設技術者など仲間の知恵を結集し、住民の自発的な建設によりよ
うやく完成に漕ぎ着けた。お祝い地元の風習である子供たちの手形が壁一面に押されていたのが印象的だった。多少屋根に痛みが出てきているが現在も村人の識
字教室や子供たちの放課後の集まりの場として活用されている。  |